働きやすい会社とはどんな会社か

本記事では、「働きやすい会社とはどんな会社か」をテーマに、法人経営者でもあり、公認心理師・臨床心理士・キャリアコンサルタントでもある筆者が、多くの方が悩むであろう「限られた条件のなかで、従業員に『働きやすい』と感じてもらいやすい方法」についてお話しします。

こんな方に、とくにおすすめの内容です。

  • 経営側と従業員の温度差を感じている
  • 社員にもっと頑張ってほしいと思うが、心身の不調者が多い
  • 労働条件はなかなか変えられないが、何か方法があれば試してみたい

従業員に具体的な心身の不調が出ていなくても、「もっと活気のある職場なら生産性が上がるはずなのに、従業員のやる気が上がらない」「経営・運営側の意欲と、現場の従業員との温度差を感じる」といったことはないでしょうか。これは、なぜ起こるのでしょう。

「ストレス」のヒントは身近にある

筆者がつい最近感じたことの一つに、年配の方の「デジタル恐怖症」がありました。組織内の3分の2の従業員は業務の効率化を喜んで受け入れるのですが、年配の数名の職員が、どうしても「デジタル化」を受け入れられず、「無理です」「できません」「時間がかかると思います」と、最初から拒否的な態度を取っていたのです。

コロナ禍において、会議や情報共有のオンライン化は進めざるをえません。しかし、そうした方々にとっては「未知の領域」であるため、必要性の説明から大変なわけです。もし筆者もイライラしていたら、「そんなに大変じゃないので、やってみてください。以上です」と言ってしまったかもしれません。しかし、こうしたやり取り自体が、その方たちにとっては「ストレス」になっていることもあります。ここに、一つのヒントがあります。

厚労省の調査に見る「働きやすさ」のキーワード

厚生労働省がまとめた『働きやすい・働きがいのある職場づくりに関する調査 報告書』(平成29年)を見てみましょう。従業員が考える「職場の人間関係」で「働きやすい」と感じることは何なのか。この点と、上司である私たちの対応をすり合わせていくことができれば、「現在の職場の課題」を「働きやすい職場」の要素へと変換していくことができそうです。

働きやすい職場づくりに関する調査結果

この項目を見ると、いくつかのキーワードが浮かび上がってきます。

  • 「耳を傾ける」
  • 「なんでも話す」
  • 「みんなで」
  • 「発揮」
  • 「仕事以外」

こうした「働きやすさ」を感じるキーワードは、従業員にとって「ハードルを超えること」とトレードオフの関係にあると考えたほうがよいでしょう。

キーワードを「入れ込む」工夫

先ほどの「デジタル恐怖症」の方々について、筆者がどうしたかというと——。デジタルに苦手意識のない複数の職員(「みんなで」)と、休憩時間の雑談のなか(「仕事以外」)で、「こんなに楽になった」「便利だった」「いろんなことを知れた」といった話に触れてもらい(「なんでも話す」)、先ほどのキーワードである「耳を傾ける」「なんでも話す」「みんなで」「仕事以外」を、それとなく入れ込んでみたのです。

もちろん、それですぐに改善するわけではありません。しかし少なくとも、「私が苦手なことをさせようとしている」「この会社は従業員を苦しめている」「仲間はずれにしようとしている」といったネガティブな受け止めではなく、「仲間にしようとしてくれている」「自分のために時間をとってくれている」「できたら自分にもプラスになりそうだ」(「発揮」)という受け止めへと、上司以外の場、仕事以外の時間を通じて少しずつ変えていくことができます。

仮に「あなたは私の方針に従えないのですか。こうしたほうが効率的ですよ」と伝えるのと、どちらが適切でしょうか。ちょっとした「手間」はありますが、従業員から見た職場環境としては、後者のほうが「働きやすい職場」であることは確かでしょう。

キーワード自体は非常にシンプルですが、これを押さえていないと、たいていトラブルのもとになります。先ほどの調査結果をよく見て、ぜひ試してみてください。

KIRIHARE所属 臨床心理士

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KIRIHARE Well-beingの特徴

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②LINEを活用した双方向型のコミュニケーションで、各従業員の状況に沿った「心のセルフケア方法」を提案すると同時に、社外で気軽に「悩み相談ができる場」を提供

KIRIHARE Well-beingの特徴

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既存のEAPサービスは、「従業員がメンタル不調に陥った後に、相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが、「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。

▽発見

従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。

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高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使って、セルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。

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企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。

KIRIHAREが提供するセルフケアコンテンツ一覧

【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】

▽プレカウンセリング

社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。

▽LINEメールカウンセリング

プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。

▽Zoomや対面のカウンセリング

心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。

KIRIHARE Well-being カウンセリング機能

人事責任者向け機能

▽ダッシュボード機能

カウンセリング相談の希望者や実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。

▽レポート作成機能

ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。

▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)

年に1回実施の義務のあるストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面にて全て対応可能です。

KIRIHARE Well-beingダッシュボード機能

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