従業員の方のメンタルの落ち込みを早く察知するための視点

従業員のメンタルの落ち込みを早く察知するには、いくつかの視点があります。今回はそのひとつとして、「季節性」という観点からお話ししたいと思います。

心理には「季節性」がある

あまり知られていないかもしれませんが、人間の心理には「季節性」があるとされています。世界的にも観察されており、主に日照時間や気温などの影響を受けているケースが少なくないようです。

たとえば、一日中日が沈まない「白夜」や、反対に日が昇らない「極夜」のある地域では、その影響が心身に及ぶことをよく知っているからこそ、娯楽をとても重視する文化的傾向があるとも言われます。寒い地域で強いお酒が好まれる傾向なども、気候と無関係ではないのかもしれません。

こうした観点から言うと、夏は比較的、気分の落ち込みが表に出にくい季節とも言えそうです。もちろん絶対ではありませんが、臨床的な感覚で言えば、真夏に新規のカウンセリングが始まる場合と秋口に始まる場合とでは、秋口のほうが多いように感じられます。

一年の「気分の波」をイメージしてみる

ご自身の生活に当てはめても、なんとなく感じられるかもしれません。日本の年度に沿って、一年の気分の波をイメージしてみましょう。

  • 4月:年度初め。多くの人が緊張し、新しい目標を立てる時期。
  • 5月の連休明け〜梅雨:曇り空が多くなり、気分が落ちやすくなる。1つ目のチェックポイント
  • 梅雨明け〜夏:気分が上向き、夏休みやお盆など楽しみが見つけやすい時期。
  • 10〜11月:涼しくなり日が短くなる。体がこわばり、落ち込みが見えやすくなる。2つ目のチェックポイント
  • 年末〜年始:忙しさと新年の気分で、少し晴れやかになる。
  • 2〜3月:異動・転職・引っ越しなどで軽い落ち込みもあるが、年度末のあわただしさで過ぎていく。

年度の区切りが4月でない方もいますので、必ずしもこのとおりとは言えませんが、これまでのカウンセリングの経験のなかでは、なんとなくこうした波で動いているイメージがあります。

「会社の中の季節性」を意識する

従業員の観察ポイントは、もちろん一人ひとり異なります。とはいえ、日本特有の年度で動いている会社であれば、「会社の中の季節性」をイメージし、自社の業界特有のサイクルもあわせて考えてみることで、従業員の様子を把握するための注意ポイントが見えやすくなるかもしれません。

季節の節目には、いつもより少し意識して声をかけたり、様子を気にかけたりする——そうした視点を持つことが、メンタルの落ち込みの早期発見につながります。次回は、従業員の観察ポイントは「個別だ」とはいうものの、具体的に何を見ればよいのかについてお話ししていきます。

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KIRIHARE Well-beingの特徴

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従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。

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企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。 KIRIHAREが提供するセルフケアコンテンツ一覧

【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】

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プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。

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心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。   KIRIHARE Well-being カウンセリング機能  

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ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。

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