ストレスチェックのコストとは?

ストレスチェックのコスト

ストレスチェックとコスト

企業向けのストレスチェックは義務化されていますが、実際に行おうとすると、労働者への説明や実施者の選定など、さまざまな準備が必要になります。そこで考えたいのが各種のコストです。ストレスチェックで高ストレス者と認定された方には、医師の面接指導を受けてもらうことになります。法令上、ストレスチェックと面接指導はセットとなるため、そこまで含めてコストを考えることが基本です。

厚生労働省は、ストレスチェックをスムーズに実施できるよう、内容を精査したプログラムやマニュアルを提供しています。ただし、用意されているのは57項目の「職業性ストレス簡易調査票」と23項目の簡略版のみで、独自のストレスチェックについては各事業場が検討する必要があります。その際には人材も必要で、業務内容や職場環境を確認しながら質問項目を追加していくことが求められます。

ストレスチェックを実施する際には、事業者が環境を整える必要があります。コストを抑える目的で外部の専門業者に委託することもありますが、相場を正しく理解しておかないと、想定外のコストがかかってしまうこともあります。準備を始める前に、しっかりと相場を理解しておきましょう。

コストはどれくらいかかる?

相場を見ると、ストレスチェックに関する業務は1人あたり月額350円から1,500円程度といわれています。高ストレス者への面接指導は、1時間程度で1万円から5万円程度が目安です。企業向けの面接指導を行っている医師も多数いるため、コストを吟味しながら判断していきましょう。事業所の規模や職場環境を確認しながら調査票に質問を追加することもあり、職場環境の改善のために集団分析を努力義務として実施する際にもコストがかかります。

企業向けのストレスチェックでは、人件費がコストの大半を占めます。実施の準備や調査票の作成、各種書類の作成にも人手が必要です。また、高ストレス者がどれだけ出るかによってもコストは大きく変わります。人数によって面接指導のコストが変わるだけでなく、集団分析を実施するかどうかでも変わります。一般に、高ストレス者はストレスチェックを受けた人の1割程度と考えられていますが、その比率は年々上がっているといわれています。医師による面接指導の重要性が高まっているため、この制度で必要なコストとして事前に見込んでおくとよいでしょう。

企業がストレスチェックのコストをどこまで負担するかも検討が必要です。法令上、ストレスチェックの実施費用はすべて事業者が負担すると定められています。これは健康診断などと同じく福利厚生として扱われ、事業者の義務とされているためです。会計処理では福利厚生費として計上していきます。労働安全衛生法に準拠した「ストレスチェック制度実施マニュアル」では、医師の面接指導などで生じる賃金を事業者が支払うことが望ましいと記載されています。労働者が高ストレス者と判断され、面接指導を希望する意思を示した場合、事業者は対応しなければなりません。これを推奨しなかったり拒否したりすると、労働者の権利侵害に該当します。面接指導の申し出を受けたときは、事業者の義務として必ず実施しましょう。

ストレスチェックにコストをかける意義

コストをかける意義

実施に関するさまざまなコストが生じますが、ストレスチェックを実施する際には、労働者のメンタルヘルスケアに活用できる費用も必要です。ストレスチェックには、労働者がメンタルヘルスの不調に陥るのを未然に防ぐ目的もあります。そこで、事前に研修を行って労働者に気づきの機会を与えることも大切です。研修会の開催やカウンセラー・相談員の常駐といった対応策は、円満な経営につなげるための先行投資といえるでしょう。これらのコストもすべて事業者負担となりますが、実施は任意です。

とはいえ、将来的に高ストレス者を多く抱える企業になってしまうと、人材確保などで厳しい状況を招きかねません。健康診断と同じように、労働者のメンタルヘルスを把握するうえでストレスチェックは非常に重要です。ときには相応のコストをかけながら、高ストレス者を出さない努力を日々続けていきましょう。

KIRIHAREのストレスチェックシステムについて

KIRIHAREのストレスチェックシステム

労働者が50名以上の事業場では年に1回の実施義務があるストレスチェックですが、KIRIHARE Well-beingサービスが提供するシステムを使えば、無料で運用いただけます。

厚生労働省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」を使用しているため、企業側で質問票をダウンロードする手間がいらず、手軽にストレスチェック計画を作成できます。そのほか、ストレスチェック実施支援(従業員へ受検を促す一斉プッシュ通知など)や、産業医面談日の設定・通知、煩雑な事務作業・集計、集団分析の実施まで、すべて弊社が提供するシステム上で完結します。

ストレスチェックシステムは永続無料でご利用いただけますので、お気軽にお問い合わせください。サービスの詳細は、以下のURLよりご確認いただけます。

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