人の『変化』はいろいろ、 何をみたら心の健康がわかりやすいか
十人十色、というように、
人はそれぞれに性質を持っています。
明るい性格の方もいますし、
人を前にすると黙り込まってしまう人もいます。
怒りっぽい人もいれば、のんびりした人もいますし、
体を動かすのが好きな人もいれば、
ゲームをするのが好きな人もいます。
これらは、いずれも異常ではありません。
人間の『精神』や『心の働き』について
研究するのが心理学ですが、実は心理学の多くの部分は
「知覚」「感覚」の研究を基礎にしているものです。
なぜかといいますと、私たちは、
「外界」を感覚器官で感じ取り、
それを脳などで処理して『認知』します。
その認知したものをもとに、考えたり、判断したりして、
自分の『欲求』を満たす、という行動をとります。
例えば、『のどが渇く』という自分の感覚があると、
たくさんいろいろなものが入っている
冷蔵庫から飲み物を探して「見つけます」。
それを飲み物だと判断すれば、飲んでみます。
仮に、それが「麵つゆ」だったりすると、
次はそれを飲まないように学びます。これが「学習」です。
おいしい飲み物だと感じれば、次もまたそれを飲みたい、
と思ったりしますね。
こうした、自分自身の外界とのやり取りを繰り返していって、
成長とともに、ある一定の行動のパターンが出来上がります。
これを「性格」といいます。
最初にふれた、十人十色というのは、もともとの気質の上に、
この性格が積み重なってできるものです。
生まれ持った気質というものはあるのですが、
人間の「性格」というのは、経験などをもとに後から
身についたものをいい、心の動きというより、
ある場面に出くわした時に、
その人が示す態度のことを言うのです。
普通の会社の方で、『性格』という定義について
ここまで知っている方がいるとしたら、
心理学部の方になるかと思いますが、この考え方は、
従業員の方のメンタル的な
変化をつかむためにとても役立ちます。
つまり、普段、その人が会社でしていた
一定の行動は何だったか、という視点がとても役に立つのです。
例えば、
ランチタイムは定時になると事務机に弁当を広げる
というのがいつもだったとして
この頃、コンビニのおにぎりを数個持ってくるようになった
これは、変化ですね。
それから
いつもは、メイクもばっちり決めて、
お手洗いに立つと15分は戻ってこない人だった
という人が
メイクがなんだかいい加減な感じになっていて、
前ほど頻繁にお手洗いに行かなくなった
これも変化です。
それから、
とても几帳面で、パソコンの画面には、
抜けがないように付箋が大量に貼ってあった
という人が
付箋が古いままになっていて、不注意のミスが増えている
これも変化ですね。
とはいえ、こうしてあげていくと、
「変化だらけ」に見えてしまうかもしれません。
従業員の方の変化を見つける視点については、
いくつかありますので、あと数回お話をいたしますが、
まず、今回抑えていただきたい変化のポイントは、
『いつもやっていることの中で
「欲求」にかかわることに変化はないか』
ということです。
欲求というのはいろいろありますが、三大欲求といえば、
食欲、性欲、睡眠欲です。
これらをうかつに聞いてしまうと、
パワハラとかセクハラとか言われてしまいますから、
『わかりやすい部分だけ』で構いません。
日常の職場の中で、観察をしておくことが大切です。
職場であれば、昼食の取り方の変化、お茶の時間の変化、
眠気や睡眠不足な様子などがわかりやすいでしょう。
それから、「人に認めてもらおう」とする欲求や
「失敗したくない」という欲求も一般的にはあるものです。
服装やメイク、というのはそういう例の一つですし、
締め切りまで書類が出てこないとか、
そういう変化もあるでしょう。
そんな変化を感じたら、
「この頃調子はどう?」という声かけをしてみる、
ということが必要なタイミングかもしれません。
なぜこんなことをいうかといいますと、うつ病というのは、
シンプルに言えば欲求が低下する病気だからです。
誰もが気づくような、目に余るほどの変化になってから
ケアしようとしても、手遅れの場合も少なくありません。
この部分は、会社の中で「メンタルヘルス」
を担当する方にっては、とても大切な部分となりますので、
もう少し掘り下げてお話をしていくことにしましょう。
KIRIHARE Well-being(従業員支援プログラム)のご紹介
キリハレ株式会社の創業思想である「心の健康を大切にできる社会」の実現を目的に開発した、企業様向けの新EAPサービス(従業員支援プログラム)のご紹介です。
▽こんな方におすすめ
- 従業員のメンタル不調を事前に防ぎたい
- 健康経営を実現したい
- 社内の福利厚生が充実していることを対外的にアピールしたい
- 採用において自社を『ブランド化』し、魅力を高めたい
上記のようなニーズがお有りの場合、当社のサービスを通じて解決できるかもしれません。
詳細は以下をご確認ください。
▽KIRIHARE Well-being公式ページ
https://kirihare.jp/▽資料請求
https://share.hsforms.com/18kN8rZspTq2MAEOFbwW_gg5m6sq▽新規登録(人事ご担当者様向け)
https://kirihare.jp/ap/user/register▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらからhttps://meetings.hubspot.com/operation9/kirih
KIRIHARE Well-beingの特徴
①従業員のメンタルヘルスを継続的に維持できるよう「メンタル不調の予防」と「メンタル不調の早期発見・介入・回復」に重点を置いたサービス設計
②LINEを活用した双方向型のコミュニケーションで、各従業員の状況に沿った「心のセルフケア方法」を提案すると同時に、社外で気軽に「悩み相談ができる場」を提供
▽予防
既存のEAPサービスは、「従業員がメンタル不調に陥った後に、相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが、「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。
▽発見
従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。
▽早期介入
高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使って、セルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。
▽早期回復
企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。
【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】
▽プレカウンセリング
社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。
▽LINEメールカウンセリング
プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。
▽Zoomや対面のカウンセリング
心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。
人事責任者向け機能
▽ダッシュボード機能
カウンセリング相談の希望者や実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。
▽レポート作成機能
ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。
▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)
年に1回実施の義務のあるストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面にて全て対応可能です。
現在、弊社がリリースした新EAPサービスを3ヵ月間無料で体験いただけるキャンペーンを実施中です!「従業員のメンタルヘルス対策が必要だと思っていながらも、仕組みをゼロから考えるのは難しい・・・」「コロナ禍でテレワークが進み、従業員のメンタルヘルス状況が把握しづらい」等のお悩みを抱えている企業の人事担当者様必見の特別企画です!!沢山のご応募お待ちしております。
「まずは話だけでも聞いてみたい」「とりあえず資料が欲しい」などのご希望があれば、以下に記載のURLより、お問い合わせください。
▽KIRIHARE Well-being公式ページ
https://kirihare.jp/▽資料請求
https://share.hsforms.com/18kN8rZspTq2MAEOFbwW_gg5m6sq▽新規登録(人事ご担当者様向け)
https://kirihare.jp/ap/user/register▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらから
https://meetings.hubspot.com/operation9/kirih