従業員の変化に気づくために最も大切なこと

 

さて、これまでのお話の中で、ストレスとは何か、

ということや、従業員の方の変化に気づくためのポイント、

ストレスチェックの重要性についてお話してきています。

 

だいぶ、社内のメンタルヘルスの重要性について、

理解ができたり、必要性を感じられるように

なってきた方もいるかと思います。


今回は、そうした意識が「実際に機能するかどうか」

という大変肝心なポイントについてお話したいと思います。

 

社内でのメンタルヘルスの重要性や、

組織内の状況の把握の大切さは、

仮に従業員の方の自死

(※自殺ということは最近では使用しなくなってきています)

という最悪の結果となった場合の、

会社に課せられる賠償責任などから見ても明らかです。

 

また、言うまでもなく、職務以外の様々な役割や、

かけがえのない人生の途中にある方の生命を絶つという場に、

万が一、自身が遭遇した場合、

れは大変重大な状況に立たされることは

避けられないでしょう。

 

『仕事は楽なことばかりじゃない』

という認識は、間違いではないのですが、

少なくともそのことによって人が

命を落とすことは避けなければなりません。

 

さて、そのためにも、これまでいくつかの

お話を重ねてきていますが、

『最も重要』といってもよいくらい、

重要なポイントを今まで避けていました。

 

それはなぜかというと

組織内におけるメンタルヘルスの重要性、というものを、

まずは知識として知っていただいたうえでないと、

なかなかお話しにくいポイントであるためです。

 

もし、この文章をお読みの方が、いわゆる管理職の方でしたら、

次のチェックリストをやってみてください。

 

項 目 当てはまる〇 違う×
1 仕事をしていて「疲れた」とは感じない
2 疲れていても、休暇はできるだけ取らない
3 疲れていても、仕事を切り上げず、帰らない

 

※『部下の「うつ」をすばやく見つける本』

大野裕監修 横山美弥子著 中経出版 を一部改変

 

いかがだったでしょうか。

もし、これらにすべて当てはまっている管理職の方だとしたら、

その下で働く従業員の方も、非常に「疲れた」

と言い出しにくい職場になっています。

つまり、メンタルヘルスという意味からすると、

リスクの高い職場、と言えそうです。

 

ある管理職の方で、こんなことをお話された方がいました。

 

ある日、どうにも歯が痛んで仕方なく、

痛み止めを飲んでもおさまらない。


話すのもおっくうで、口数少なく、

黙々と事務をこなしていると、

どうも職場内の雰囲気がおかしいと感じたそうです。


なんだか、部下の方々がぴりぴりし始めたというのです。

もしかして、と思い、ある社員に

「今日は自分は歯が痛くて、あまりしゃべれない」

と話してみると

「顔をしかめて黙り込んでいるので、

てっきり機嫌が悪いのではと思って、

みんなハラハラしていた」

といったそうです。

これではいけない、とその日は切り上げて、

歯医者に駆け込んだ、とのことでした。

 

もちろん、上司の顔色を見て、仕事をするのはどうなんだろう?

と思うかもしれませんが、

多くの職場は上司の方の

『言外の言』を敏感に感じ取っています。

 

ですので、メンタルヘルスの重要性を理解したとしても、

「ちょっと調子が悪い」、「実をいうと悩んでいる」

という一言が『言いにくい』くらいであればまだよいのですが、

『言えない』としたら、それはメンタルヘルスの

制度をいくら整えても、

実際には機能しないことになってしまいます。

 

無駄な制度、無駄な体制づくりに終わらないためにも、

ほんの少しだけ、管理職の方が発している空気を、

感じなおしてみてはいかがでしょう。

 

 

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