厚生労働省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票」(57項目)のダウンロード手順
職場で厚生労働省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」を使用し、ストレスチェックを実施したい。でも、どこでダウンロードすればよいのだろうと思った方もいるのではないでしょうか。 ここではダウンロードするまでの手順や内容を簡単ではありますがご紹介します。 (2021.5.11時点での情報です)
厚生労働省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票」(57項目)のダウンロード手順
今回はGoogle Chromeを使用し、『ストレスチェック 厚生労働省』と検索します。 検索結果で、一番上に表示される『厚生労働省 ストレスチェックダウンロード』をクリックします。
▽厚生労働省 ストレスチェックダウンロード
https://stresscheck.mhlw.go.jp/
こちらのチェックシートの管理、実施するにはアプリやツールをダウンロードする必要があるため、まず動作環境を確認します。 動作環境はWindows8.1、Windows10、CPU 1GHz 以上、かつ2コア以上の32bitまたは64bitプロセッサー、メモリ 1GB 以上、画⾯の解像度 1024×768 以上、必須コンポーネントはMicrosoft .NET Framework 3.5、Microsoft SQL Server System CLR Types 2012、Microsoft ReportViewer 2012となっています。 また、不測の事態に備えて必ず定期的にデータをExcelやCSVに出力をしておくことをお勧めします。
それではファイル作成までの手順を見ていきましょう。
1.『ダウンロードページはこちら』をクリックします
2.ダウンロードする前に『ダウンロードからファイル展開手順書(PDF)』を読んで確認します
3.ダウンロードの注意事項を確認したら『同意する』にチェックを入れます
4.始めて利用する、これまでのデータを引き継ぐ場合も必ず最新プログラムをダウンロードします
5.ダウンロードしたら右にあるタブを開き、『フォルダを開く』(『開く(O)』は押さない)をクリックします
6.圧縮フォルダは直接開かず、右クリック→プロパティ→圧縮ファイルのプロパティを確認し、プログラムがエクスプローラーになっているかを確認します。違うものが選択されている場合はエクスプローラーに変更してください
7.セキュリティ項目にチェックを入れ、(ブロックの解除と書かれている場合はそれをクリック)OKをクリックします
8.再度フォルダを右クリックし、すべて展開をクリック→参照をクリックし、フォルダを作成する場所(デスクトップならデスクトップと入力)を選択して『フォルダの選択』をクリックします。
9.デスクトップに作成したフォルダが表示されます。
「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」フォルダをクリックすると、『サンプルデータ』『管理職用ログインアプリ』『実施者用管理ツール』『受検者回答用アプリ』のフォルダと「はじめにお読みください」というタイトルのテキストメモが確認できます。
『サンプルデータ』は実施者用管理ツールでデータの取り込みに使用するフォーマットが入っています。「取込用データ作成マニュアル」もあるので、不明な場合はそちらを確認ください。 『管理職用ログインアプリ』は管理職向けで、職場での結果を見るためのアプリです。
『実施者用管理ツール』は実施者・実施事務従事者の方向けアプリです。ストレスチェックを行う上での各種設定・管理が入っています。
『受検者回答用アプリ』はストレスチェックの回答する方用のアプリです。 利用者側と実施者側では使うアプリが異なりますのでご注意ください。
利用する側(従業員)は回答用アプリ、実施する側(人事責任者側)はサンプルデータ、管理ツール、管理職用のログインアプリを使用します。 実施する側はストレスチェック実施プログラムの設置と設定をします。 実施者⽤管理ツールの 『環境設定』、『パスワード設定』、『実施管理』、『職場情報』を正しく設定しないと、受ける側は回答⽤アプリを利用することができません。
また、ログイン⽅式で受検者アプリを利⽤する場合は、上記に加えて「受検者情報」を設定することも必要となってきます。
1.プログラムをダウンロードしたら、「厚⽣労働省版ストレスチェック実施プログラム」を利⽤する方全員が閲覧可能な場所やファイルサーバーにコピーします。こちらのフォルダや以下のフォルダ及びファイルの位置や名前は変更しないようご注意ください。
2.受検者回答⽤アプリを設置します。 受検者回答⽤アプリはフォルダ『受検者回答⽤アプリ』の中にある「.exe」がついたファイルになります。利用する方の誤削除防止のため「.exe」のショートカットを作成、受検者公開場所にそのショートカットのみ移動、対象の方へ公開します。
3.管理職⽤ログインアプリを設置します。管理職⽤ログインアプリはフォルダ「管理職⽤ログインアプリ」の中にある「.exe」がついたファイルになります。こちらも管理職の誤削除防⽌のため、「.exe」のショートカットを作成、管理職の方への公開場所にショートカッ トのみを移動、公開します。(管理職⽤管理ツール.exeやフォルダは直接移動させないようご注意ください)
4.個人情報保護のため、データフォルダへのアクセス制限を設定します。受検者の回答情報を含むデータは、フォルダ「実施者⽤管理ツール」の中の『MainProgram』以下に保存されます。情報漏えい防⽌のため、「個⼈情報漏えい防⽌の権限設定⼀例」を必ず確認しましょう。 尚、上記の内容は一例となるのでエラーが出る場合は事業所のシステム管理者に連絡しましょう。 このマニュアルには様々なエラーが発生した場合の対処法も記載されているのでこちらも確認しておくと対処が早くできる場合があります。
さらに、ストレスチェックを紙で配布・回収して実施者・管理者がExcel・CSVファイルにまとめて管理する方法とアプリで実施し、実施者・管理者がExcel・CSVファイルにまとめて管理する方法があり、そちらに関してのマニュアルもあります。 詳しい手順内容についてはPDFに詳しく書いてありますのでダウンロードして確認してください。 簡単ではありましたが以上が実施者が行う手順となります。 サイトには上記に記載したものの詳しい内容や注意事項について実施者用マニュアル、管理職マニュアルが用意されています。受検者用マニュアルも用意されていますのでこちらも利用する際に活用するとよいでしょう。
ストレスチェックの関連情報も実施者向け、管理職向けにありますのでこちらも利用することでより詳しいストレスチェックを行うことができます。 実施者向けの内容としては厚生労働省推奨の調査票や高ストレス者の選定を行う方法、プログラムの分析に役立つ資料、通知をする際のテンプレなど、管理職向けの内容としては職場の環境改善情報や専門家による事例の回答など対策情報が記載されていますので参考にしてみてください。
こちらのプログラムについてのお問い合わせにつきましてはよくある質問を確認し、それでもわからなければ厚生労働省へのコールセンターへお問い合わせできるようになっています。
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