外部EAPを導入したい!外部への委託にデメリットはある?

外部EAP
 

この記事では、外部EAPを中心に、EAP(従業員支援プログラム)の特徴を解説します。内部EAPと外部EAPの違いを知りたい方、外部EAPの導入を検討している方は、ぜひご覧ください。

外部EAPとは?内部EAPとの違い

EAP(Employee Assistance Program)とは、ストレスや悩み、不安などを抱えた従業員のメンタルヘルスを支援するプログラムのことです。導入方法は大きく「内部EAP」と「外部EAP」の2つに分けられます。

内部EAPは、企業が直接専門家を雇い、社内でカウンセリングを行う方法です。一方、外部EAPは、EAPサービスを提供する会社や機関と契約し、相談を委託する方法です。

内部EAPのメリットとデメリット

内部EAPは、社内に相談場所を設置することがほとんどです。そのため、相談先に出向く手間が少なく、産業医・保健師・人事・労務など関係者との連携がスムーズな点がメリットです。

一方で、相談場所が社内にあるため、他の従業員に見られるリスクがあります。守秘義務があるとはいえ、EAPの関係者は社内の人たちです。相談内容が社内に伝わることを懸念して、相談をためらう人が出てしまう可能性もあります。

外部EAPのメリットとデメリット

外部EAPは、サービスを提供する会社・機関が相談場所を用意します。対面でのカウンセリングを希望する場合は相談先まで出向く必要がありますが、内部EAPとは異なり、対面以外に電話やオンラインでの相談サービスが充実しています。相談時間も24時間・365日受け付けている機関が多く、就業時間外にも相談できる点がメリットです。なにより、社外で相談できるため、他の従業員に見られるリスクがありません。社外の相談員であれば、相談内容が社内に知られないという安心感もあります。

また、内部EAPは予算の都合上、本社にしか設置できないことも多いものです。外部EAPであれば、全国の事業所に対応できる点もメリットといえるでしょう。

EAP導入で期待できる6つの効果

EAPの導入により、以下のような効果が期待できます。

  • 生産性の向上
  • 職場環境の改善
  • 企業のイメージアップ
  • 従業員のモチベーション向上
  • 医療費の削減
  • 応募者数の増加

メンタルヘルスの不調が生じると、生産性が低下します。仕事を休みがちになるほか、出勤できても集中しきれず、力を十分に発揮できません。EAPを導入してメンタルヘルスケアを進めることで、組織全体の生産性は向上していきます。

社内全体でメンタルヘルスへの理解が進めば、職場環境は改善していきます。生産性が上がり、従業員が生き生きと働くようになれば、おのずと企業のイメージアップやモチベーション向上にもつながるでしょう。また、不調者が減ることで、企業が負担する医療費の削減にもなります。EAPはコストがかかるものの、投資するメリットは大きいのです。

まとめ

この記事では、内部EAPと外部EAPの違いやメリット・デメリットを解説しました。

内部EAPは、社内の連携がスムーズで、就業中に相談できるのも忙しい人にはうれしい点です。しかし、相談している事実を他の従業員に知られるリスクがあり、心理的ハードルから相談したくてもできない人が出てしまうこともあります。

一方、外部EAPであれば社外で相談ができ、オンラインのサービスも充実しているため、社内では相談しづらい人や時間がない人でも相談しやすくなります。社内に相談窓口を設置したものの利用率が上がらない場合は、社外のサービスを検討してみるのもよいでしょう。

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