セルフケアの重要性と費用対効果

メンタルヘルスの観点から、採用時にお勧めしたいポイント

職場で新しい人材を採用するとき、何を基準に選んでいますか。もちろん職種によって異なりますが、「必要な資格を持っているか」「実務に役立つ経験があるか」、これから育てていく職員であれば「素直さがあるか」など、さまざまな観点で採用活動を進めていることと思います。

その中で、私たちのようにメンタルヘルスを扱う立場から、ぜひ採用の際にお勧めしたい質問のポイントがあります。

「友達と本気でけんかした経験」はありますか?

それは、「友達と本気でけんかした経験について教えていただけますか」という質問です。これは、たいていの採用希望者が想定していない質問です。

どんな会社でも「挫折した経験は」「学生時代に大変だった経験は」といった、採用希望者の打たれ強さを確認する質問はよくします。けれども、そうした質問はおおむね想定内なので、決まりきった返答しか返ってこないことも少なくありません。

質問の後に確認したい3つのポイント

「友達と本気でけんかした経験」を尋ねたあとには、大切な確認事項があります。

  • けんかするほど、いろいろな考えを交換した経験があるのか(交友関係・コミュニケーション力)
  • どんなテーマで、けんかになるほどのこだわりを見せるのか
  • 意見が対立したとき、どのような対応をとる人なのか

「相手の話を聞きます」という答えでも構いませんが、こうしたタイプの方は、そのあとに自分の感情をどう処理したのかが課題になります。

大切なのは、自分を客観的に語れるか

特に大切なポイントは、「そのけんかの間の自分を、どのように客観視して話せるか」です。つらい体験に埋没してしまったり、自分だけを正当化して他者を責めたりする態度が見られた場合、その方は、会社に入って何か失敗をしたときに、自分のことを客観的に見つめることが難しいかもしれません。

客観的な自己観察ができていないと、相手を責め続けたり、逆に自分を責め続けたりして、人間関係がぎくしゃくしたり、メンタルヘルスに影響が出やすくなったりすることがあります。

セルフケアの重要性

そうはいっても、私たちは人間ですから、いくら自分を冷静に観察しようとしても、なかなかうまくいかないこともあります。ある程度は仕方のないことかもしれません。だからこそ、今からでもセルフケアの方法を学ぶことが大切なのです。

誰かにケアしてもらわなければならない、病院にかからなければならない――これは、昨今話題になっている「健康寿命」と同じ考え方です。心身ともに健康に働いてもらえれば、その人へのケアが不要になり、他の従業員に仕事のしわ寄せが行くこともありません。新たな採用コストもかからずに済みます。

今後の人生に役立つセルフケアを

これから採用を予定している場合には、ぜひ先ほどの質問を聞いてみていただきたいと思います。そして、すでに働いてもらっている従業員の方には、セルフケアの方法を学んでもらうこと。これは会社にとってはもちろん、従業員一人ひとりの今後の人生にも役立つものになるでしょう。

執筆者:KIRIHARE所属 臨床心理士

KIRIHARE Well-being(従業員支援プログラム)のご紹介

KIRIHARE Well-beingのストレスチェック機能について

キリハレ株式会社の創業思想である「心の健康を大切にできる社会」の実現を目的に開発した、企業様向けの新EAPサービス(従業員支援プログラム)のご紹介です。

▽こんな方におすすめ

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上記のようなニーズがおありの場合、当社のサービスを通じて解決できるかもしれません。詳細は以下をご確認ください。

KIRIHARE Well-beingの特徴

  • 従業員のメンタルヘルスを継続的に維持できるよう、「メンタル不調の予防」と「メンタル不調の早期発見・介入・回復」に重点を置いたサービス設計
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KIRIHARE Well-beingの特徴

▽予防

既存のEAPサービスは「従業員がメンタル不調に陥った後に相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。

▽発見

従業員はLINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見につなげます。

▽早期介入

高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合は、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使ってセルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。

▽早期回復

企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。

KIRIHAREが提供するセルフケアコンテンツ一覧

【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】

▽プレカウンセリング

社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。

▽LINEメールカウンセリング

プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。

▽Zoomや対面のカウンセリング

心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。

KIRIHARE Well-being カウンセリング機能

人事責任者向け機能

▽ダッシュボード機能

カウンセリング相談の希望者や、実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。

▽レポート作成機能

ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。

▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)

年に1回実施が義務づけられているストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面ですべて対応可能です。

KIRIHARE Well-beingダッシュボード機能

「まずは話だけでも聞いてみたい」「とりあえず資料が欲しい」などのご希望があれば、以下に記載のURLよりお問い合わせください。