AIによるカウンセリングのメリットとデメリットとは?
AI(人工知能)の進化により、私たちの日常生活は大きく変わりつつあります。その中で注目されているのが、AIによるカウンセリングです。AIカウンセリングを利用することで、私たちは心のケアを今よりも手軽に取り入れることができます。AIカウンセリングのメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。人とのカウンセリングと異なる点も踏まえながら解説します。
AIカウンセリングのメリット
AIカウンセリングには、人のカウンセリングでは得られないメリットがあります。ここでは、4つのメリットを紹介していきます。
相談のハードルが低い
AIカウンセリングのメリットとして、相談のハードルが低いことが挙げられます。他者への相談となると、自分をすべてさらけ出すことへの抵抗感から「これくらいの悩みで相談していいのだろうか」と相談のハードルが高くなることがあるからです。悩みをそのまま自分の中に留めておくと、解決までに時間を要したり、病気で休職や退職の必要性が出てきたりしてしまいます。できるだけ早い段階でカウンセリングを受け、早期発見することが理想です。その点、AIカウンセリングは相談のハードルが低く、早い段階で初めの対処ができます。
時間と場所を選ばない
AIカウンセリングは、時間や場所を選ばずに利用できます。人とのカウンセリングでは日程調整が必要だったり、対面であれば訪問の手間がかかったりします。オンラインミーティングの場合でも、人のいない場所やパソコンを使える場所に移動が必要です。一方、AIでは、仕事の合間や移動時間、就寝前など、自分にとって最適なタイミングでカウンセリングを受けることができます。
低コストで相談できる
対面でのカウンセリングは約1時間で5,000円〜1万円程度かかり、金銭的な面からも相談をためらってしまうことがあります。AIカウンセリングであれば、相談のための人件費がかからず低コストで取り入れることが可能です。そのため、多くの人が気軽に心のケアを受ける機会を得られます。
匿名性が保たれる
AIカウンセリングは完全に匿名で行うことができ、プライバシーが保たれます。相談者は、自分の悩みが予期せぬところに広がる不安を感じ、人とのカウンセリングでは率直な思いを打ち明けられないことがあります。しかし、AIであれば、人から人へ話が広がる心配はいらず、自分の本音をオープンに話すことが容易です。
AIカウンセリングのデメリット
AIカウンセリングでは、AIならではのデメリットがあります。以下の3つのデメリットについて説明していきます。
感情を理解するのに限界がある
AIは開発のために多大なデータが必要とされています。しかし、現状のAIでは、相談に対応するためのデータ量が十分とは言えません。そのため、人間の複雑な感情を完全に理解して回答することに限界があります。
人のように共感できない
AIは、相手の感情を自分の感情に重ねて共感することはできません。カウンセリングでは「受容」「傾聴」「共感」の3つが大切とされています。この3つのステップを踏むことで相談者は「受け入れてくれる人がいる」「気持ちをわかってくれる人がいる」と安心してコミュニケーションを取ることができるのです。しかし、AIの活用だけでは「誰かがわかってくれている」という安心感が得られない場合があります。
個人情報がデータで保存される
AIカウンセリングでは、相談内容がすべてデータ上で保存されます。データが外部に漏れる不安があると、相談者は安心して悩みを打ち明けられません。AIカウンセリング導入前にセキュリティ対策が適切にされているか確認する必要があるでしょう。
しかし実際のところ、相談内容が外に漏れることを過度に心配する必要はありません。AIが蓄積するデータは、相談内容を細かい要素に分解して保存する仕組みになっています。データだけ見ても、相談内容はわからないようになっているという点では安心です。
以上のメリットとデメリットを理解した上で、AIカウンセリングをどの程度活用するかを判断することが重要です。現状では、人のカウンセラーを完全に代替するものではありません。既存のケアを補完する役割として利用することで、より身近なメンタルヘルスケアを実現できるでしょう。
まとめ:AIカウンセリングの活用法
AIカウンセリングは、日常的なストレス管理や心のケアをサポートするツールとして最適です。気軽に自分の感情を吐露でき、ストレス解消のためのアドバイスを得ることができます。
しかし、深刻なメンタルヘルスの問題を抱えている場合、または早急に援助が必要な場合は、必ず専門の医療機関やカウンセラーに相談してください。AIカウンセリングは、専門的なメンタルヘルスケアの代替となるものではありません。
今後、技術の進化とともに、AIカウンセリングの機能や対応範囲はより広がることが期待されています。心の健康を維持し、より充実した生活を送るためのツールとして、適切に活用していきましょう。
KIRIHAREのAIカウンセリング
KIRIHAREでは、AIを活用したカウンセリングやハラスメント相談を提供しています。
使用しているAIは、GPT-4や感情解析など最新の技術です。AIハラスメント相談での回答は社労士と99%一致し、人と大きく変わらない対応を実現しています。
LINEやSlack、Web、スマホアプリから手軽に利用できるのもKIRIHAREの特徴です。相談のハードルを下げ、従業員のメンタル不調が深刻化する前に発見します。
また、KIRIHAREでは、臨床心理士・公認心理師による相談も可能です。AIカウンセラーが従業員の状況を把握し、深刻な場合は有人の窓口をご案内します。AIに任せきりにならず、手厚いサポートが可能です。
AIカウンセリングご利用料金
AIカウンセリング窓口またはAIハラスメント窓口のご利用料金は、従業員1人あたり月額100円、
AIカウンセリングとAIハラスメント窓口は、従業員1人あたり月額150円で利用できます。
人とのカウンセリングは1人あたり約1時間で5,000円〜1万円程度が相場です。AIは人件費が抑えられる分、低コストを実現しています。
ご利用例
①「AIカウンセリング」または「AIハラスメント窓口」のどちらかを利用する場合
従業員50名:5,000円/月
従業員100名:10,000円/月
②「AIカウンセリング」と「AIハラスメント窓口」の両方を利用する場合
従業員50名:7,500円/月
従業員100名:15,000円/月
AIは人との相談よりも心理的ハードルが低く、従業員のメンタル不調が深刻化する前に発見しやすいメリットがあります。「メンタル不調者を早期発見したい」「低コストで効果的なカウンセリングを導入したい」などのお悩みがあれば、ぜひKIRIHAREまでご相談ください。
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