もう他人の目を気にしたくない!そんなあなたにおすすめする一冊の本
手にとるようにわかります。とても苦しいし、本当に生きづらいですよね。自己肯定感も薄れていくし、他人に常に合わせてばかり…。
・あの友人は私のことをどう思っているのだろう
・両親がこう言うからこの進路はやめておこう
・自分はこう思っているけれどみんなは違うから合わせよう
このような考えが頭の中をぐるぐるめぐり続けると、気持ちはどうしてもモヤモヤするのではないでしょうか。
他人の目を気にすることがクセになってしまった皆さん。皆さんが、この記事を読んで解放されて、ありのままの自分で生きていくことができたら、とてもうれしく思います。
私は人の目を気にする自分を変えようと行動を起こし、これまで 20冊以上”自己啓発関連” の本を読んできました。そして、「他人の目を気にしてしまう方はこれを読むべきだ!」と思う一冊に、ついに出会うことができました。この一冊によって、人生が救われたように感じています。
一度読んだからといって、他人の目がすぐに気にならなくなるわけではもちろんありません。私は何度もこの本を熟読して、自分に落とし込みました。そうすることで、他人の目を気にする自分をうまくコントロールし、自分を大切にできるようになったのです。
ここでは自身の実体験も踏まえて、この本の素晴しさをお伝えします。私が実践した方法をお伝えすることで、自らの抱える生きづらさから、あなたもぜひ解放されてほしいと思います。
<私も他人の目を気にして人間関係で疲れ切っていました>
友達に嫌われたくないからと無理に合わせて、価値観の違う人と一緒にいたり、会社の人が自分をどう思っているか気にしたり…第三者の視線ばかり気にして生きていた私。
人間関係に本当に疲れてしまった私はあるとき、他者の視線から解放されるにはどうしたらいいのかをネットで調べ始めました。同時にたくさんの本を読んで、知識を吸収しようと努力しました。
「自分を変えたい!」
そう思った時一番大事なことは、どのようなことでもいいから行動することです。それを自身の体験からまず学ぶことができたと思います。
そして、ついに運命の一冊に出会うことができました。
<”嫌われる勇気” の”課題の分離” という考え方を学び、自分に落とし込む…そして他者の視線から解放された…!>
”嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え”
http://book.diamond.ne.jp/kirawareruyuki/
これまで20冊以上自己啓発本を読んできた私ですが、このURLにある本の紹介にも明記されているように、それはまさに「劇薬」でした。
本のタイトルを見ただけで、他人の目が気にならなくなりそうですよね(笑)。この本は青年と哲人の対話形式になっています。とても読みやすく、ありのままの自分を受け入れる要素になることが、ぎっしり詰まっています。
「他人の目が気になる」という一点にフォーカスした上で抽出するならば”第三夜 他者の課題を切り捨てる” という章に書いてある ”課題の分離” という考え方が、もっとも素晴らしい「劇薬」です。この部分を、自分に落とし込むことを強くおすすめします。
”勉強することは子供の課題です。そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。~本文より引用~
もっとも重要な部分を本文から抜粋しました。課題の分離を簡単に説明すると、「他人の思うことや考えに、自分は介入することができない」ということです。
「人は人、私は私」というよく聞く考え方を、より噛み砕いて解説していて、まさに「目からうろこ」状態でした。
<”課題の分離” の考えを実践して得たもの>
嫌われる勇気を何度も読んで、”課題の分離” を自分に落とし込みました。そして落とし込んだ考えを、他人の目が気になりそうな場面で使ってみたのです。
例えば、友達との飲み会で、二軒目の店を決めるときのことです。「あそこに行こうぜ!」と自分の行きたくない店をすすめられました。
「俺の行きたい店を伝えてどんな反応するかは、友達の課題だ。だから自分の行きたい店を伝えよう」と思いました。そこで、「俺はあの店がいいな。だってあそこ先週行ったじゃん!たまには俺の行きてぇ店につきあえよ!」
すると友人は、「確かにそうだな!いつも俺の行きたいところばっかりだな!おまえ行きたいところあるなら今度から言えよ!」と、私の主張を受け入れてくれたのです。
職場でも、上司が明らかに間違っていた場合、今までは何も言えませんでした。しかし、「あの〜、主任…ここはこうだと思うのですが…どうでしょうか?」と恐る恐る伝えてみたのです。
すると、「おお!すまんすまん。俺が間違っていたよ!ありがとう!」と感謝されることもありました。
私は思いました。「人は自分が思っているより、攻撃的な態度をとらないものなのだ」
そう思うことができるようになると、人に嫌われたくないと考えることも、他人の目を気にすることも、少しずつ減ってきました。
もちろん、時と場合によって、思わぬ反発を食らうこともあるかもしれません。
しかしその時は、「この人はこういう捉え方をするのか。まぁ仕方ない。この人の課題なのだから」と切り替えることができると思います。
そして職場であれば、その人との関係は割りきったものとしてごく自然に振る舞い、友人同士ならその関係にそっと距離を置けばいいのです。
課題の分離という考え方を学び、私は他人の目から解放されました。そしてありのままの自分で生きることができるようになり、現在は人生を謳歌しています。
<〜まとめ〜>
・他人の視線が気になり人間関係に疲れていた私が、自分を変えたいと行動して初めて出会った”嫌われる勇気”。
・嫌われる勇気から学んだ”課題の分離” という考え方。”課題の分離” とは「他人の思うことや考えに、自分は介入することが出来ない」。「人は人、私は私」ということを、 より理論的に噛み砕いて解説している考え方であること。
・”課題の分離”を通じて得ることができた、「自分の意思を伝えても、人は自分が思っているより攻撃的な態度をとらないものなのだ」ということ。
他人の目から解放されて、以前より生きやすくなりました。今でもたまに長年のクセで、他人の目を気にしてしまう場面に遭遇することがあります。しかしそのようなときは「あの人が私をどう思うかはあの人の課題であって、私が気にすることではない!」と自分に言い聞かせています。
”嫌われる勇気” には、「自分という人間が自由にはばたくことのできる要素」「世の中は自分が思っているよりシンプルであるということ」など、人生においてとても参考になることがたくさん書かれています。皆さんもぜひ熟読して 、”課題の分離” を落とし込んで実践してみましょう。
あなたに見える世界は、明日からがらりと変わることでしょう。
この記事を読んだあなたの幸せを、心から願っております。