ハラスメント対応のスタンダードを知るためのこれ一冊
ハラスメント対応が義務化されようとしているときに、
「何がスタンダードな対応なのかよくわかっていない」という
管理職の方もすくなくないのではないでしょうか。
かくいう私も、経営者でありながら、何を整備していいのか、
文面は何を基準にしたらよいのか迷っていたところです。
ようやく「これで対応できる」という一冊を見つけましたので、
その1冊からご紹介しましょう。
ハラスメントに対して何をすれば良いのか
このコンテンツはこんな方におすすめです。
・ハラスメントの対策をしなければならないが、
何から手をつけていいかわからない
・厚労省のマニュアルを見たが、
「それから??」というところを知りたい
・経営者の視点で、
「手元にこれがあったらよい」という一冊を知りたい
ハラスメントの問題は、現在の私たちの価値観からすると、
必要性は理解しているものの
「どこからがハラスメント?」
「え?これがハラスメント??」
という部分が、少なからずあると思います。
私も経営者であり、家庭の中では夫であり
なおかつ、職員の大半が女性という
職場の中での男性であるのですが
職場でも、家庭でも、この話をすると
「え?これってダメなの?」
と女性の立場でも言うところがあるのです。
そもそも「男性」「女性」ということ自体、
恐る恐る、という印象のご時世ですから
思いもよらないところで足をすくわれないためにも
ハラスメント対応の義務化にともなって、
まず何をしたらいいのか。
なにがハラスメントなのか
そもそも、ですが、なにがハラスメントに当たるのか、
についてもかなり微妙なラインが存在します。
専門家の方からすれば
「そんなの当り前」であっても、
私たちにとっては理解できていない部分があるものです。
むしろ会社内では、そのように宣言してしまったほうが
良い場合もあります。
「ハラスメントの対応が義務化されるが、
まずみんなわかっていない、という状態から始めるので、
何よりも「ハラスメントを受けている」
という思いがある場合は、
ため込まないで置いてほしい」ということでしょう。
そうでないと、思いもよらないところで急に不満が噴出し
「え、それってハラスメントになるの?」
という反応をすることすら、はばかられるかもしれません。
対応を進めていくにあたって
ハラスメント対応は、社内での規定に影響します。
職員の懲戒をはじめとして、掲示する文書などに
いたるまで、幅広い対応と、細部にいきわたった
意識が求められますから、管理職自身が十分理解したうえで
対応をしていくことが必要です。
厚生労働省のマニュアルを見てみよう
厚生労働省のハラスメントの対応マニュアルが
出されていますが、こちらについては、
とりあえず目を通された方が多いのではないかと思います。
まだ、という方もいるかもしれませんが
対応の根拠としては、まず一通り
目を通されることをお勧めします。
マニュアルには、これは〇、これは×、
という例もあるのですが
例えば、妊婦である社員と管理職の間の会話で
妊婦検診の日程と重要な会議日程が重なっていた場合、
その変更をしてほしいという場合、どうしたらよいか
皆さんならどうこたえるでしょう。
ちょっと浅く、ハラスメントを認識している方は
「あ~、その日は妊婦さんを優先するっていうことですよね」
というかもしれませんが、実はそうではありません。
厚労省のマニュアルから、正解を見てみましょう。
会議の件のほうは、「言い方」のようにも見えますが、
ポイントは「強要しているか」というところになるそうです。
私などは、本業が心理職ですので、
必ず「もしできれば」という言葉を
付けるようにしているくらいですが、
それでも非常に微妙なラインです。
ハラスメント対策のスタンダードになる一冊とは?
さて
これほど微妙なものになってきますと
文書として作成するにしても難しいところです。
社会保険労務士の方に頼むとしても、
ある程度社内の状況を踏まえてほしいところですよね。
私も、今回こうした記事を書くにあたって
・最新のもの
・会社として実用的なもの
・執筆がある程度の権威を持っている執筆者であること
ということで、探してみました。
その結果
まずは、実務としてはこの一冊ではないか
と思われるのは、こちらです。
最新 ハラスメント対策 モデル文例集-厚労省導入マニュアル対応
石井 逸郎(弁護士・東京圏雇用労働相談センター代表相談員)
新日本法規
最近の本ではよくありますが、
文例のダウンロード特典付でした。
章立てをざっくり紹介しますと
第一章 予防・対応体制の構築
第1 会社方針の周知
第2 就業規則
第3 労使協定
第4 防止計画
第5 従業員向けアンケート
第6 ハラスメント研修
第7 相談窓口の運営
第8 コンサルティング契約・産業医との契約
第二章 ハラスメント発生後の対応
第1 関係当事者への対応
第2 産業医
第3 従業員への処分
第4 再発防止策と社内外への報告
となっており、書式他、ポイントがまとめられています。
何から手をつけていいかわからない、
という私のような経営者、管理職の方は、
まずは手に取ってみてはいかがでしょう。
KIRIHARE所属 臨床心理士
KIRIHARE Well-being(従業員支援プログラム)のご紹介
キリハレ株式会社の創業思想である「心の健康を大切にできる社会」の実現を目的に開発した、企業様向けの新EAPサービス(従業員支援プログラム)のご紹介です。
▽こんな方におすすめ
- 従業員のメンタル不調を事前に防ぎたい
- 健康経営を実現したい
- 社内の福利厚生が充実していることを対外的にアピールしたい
- 採用において自社を『ブランド化』し、魅力を高めたい
上記のようなニーズがお有りの場合、当社のサービスを通じて解決できるかもしれません。
詳細は以下をご確認ください。
▽KIRIHARE Well-being公式ページ
https://kirihare.jp/▽資料請求
https://share.hsforms.com/18kN8rZspTq2MAEOFbwW_gg5m6sq▽新規登録(人事ご担当者様向け)
https://kirihare.jp/ap/user/register▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらからhttps://meetings.hubspot.com/operation9/kirih
KIRIHARE Well-beingの特徴
①従業員のメンタルヘルスを継続的に維持できるよう「メンタル不調の予防」と「メンタル不調の早期発見・介入・回復」に重点を置いたサービス設計
②LINEを活用した双方向型のコミュニケーションで、各従業員の状況に沿った「心のセルフケア方法」を提案すると同時に、社外で気軽に「悩み相談ができる場」を提供
▽予防
既存のEAPサービスは、「従業員がメンタル不調に陥った後に、相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが、「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。
▽発見
従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。
▽早期介入
高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使って、セルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。
▽早期回復
企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。
【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】
▽プレカウンセリング
社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。
▽LINEメールカウンセリング
プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。
▽Zoomや対面のカウンセリング
心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。
人事責任者向け機能
▽ダッシュボード機能
カウンセリング相談の希望者や実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。
▽レポート作成機能
ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。
▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)
年に1回実施の義務のあるストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面にて全て対応可能です。
現在、弊社がリリースした新EAPサービスを3ヵ月間無料で体験いただけるキャンペーンを実施中です!「従業員のメンタルヘルス対策が必要だと思っていながらも、仕組みをゼロから考えるのは難しい・・・」「コロナ禍でテレワークが進み、従業員のメンタルヘルス状況が把握しづらい」等のお悩みを抱えている企業の人事担当者様必見の特別企画です!!沢山のご応募お待ちしております。
「まずは話だけでも聞いてみたい」「とりあえず資料が欲しい」などのご希望があれば、以下に記載のURLより、お問い合わせください。
▽KIRIHARE Well-being公式ページ
https://kirihare.jp/▽資料請求
https://share.hsforms.com/18kN8rZspTq2MAEOFbwW_gg5m6sq▽新規登録(人事ご担当者様向け)
https://kirihare.jp/ap/user/register▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらから
https://meetings.hubspot.com/operation9/kirih