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スタッフ

カウンセラーの加藤詩子先生をご紹介します。

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スタッフ

加藤詩子先生は沖縄県の「心理カウンセリングなみうた」で
トラウマ臨床を主体としたカウンセリングを行っています。
人が精神的に追い詰められ、トラウマとなってしまう原因には、虐待、DV、パワハラ、モラハラ、いじめなどがきっかけとなる場合が多く、
二次障害として精神的な症状が起きる例を臨床の現場で体験してきた先生は、言語的カウンセリングに留まらず、トラウマ治療に特化した催眠療法なども学ばれ、
クライアントのトラウマの克服や不安の軽減の手助けを行っています。

人間の深さを知り、カウンセラーへ

トラウマに対するカウンセリングを多くの人に行う加藤詩子先生。ですが、経歴には少し特徴があります。
加藤先生は心理学科の大学を卒業しましたが、卒業した当時、心理士になるには、人生経験が足りないと考え、
当時、心理学の他に興味があったマスコミ関係に就職します。
編集記者としてHIV、薬害訴訟などの社会問題に対する取材や記事執筆業務に携わられましたが、社会問題を「会社」の中で取材して、記事を書いていくことに限界を感じられ、フリーランスの記者として独立。
様々な記事を発表していく中で、社会ネタから風俗まで、幅広く記事を書かれていきました。
取材先の一つであったストリップ劇場にて「一条さゆりさん」という往年のヌード・ダンサーとの出会いがありました。
加藤先生は当初作家として「この人を取材してみたい」と思い取材を始め、ノンフィクションの作家として、著書【一条さゆりの真実】を5年がかりで執筆し、新潮社から出版しました。

一条さゆりの真実

このノンフィクションは実は彼女がすごい嘘をついていたというところから始まるノンフィクションなんです。生前に、いろんなことを私に語ってくれたけども、その内容がほとんど嘘で、6割ぐらい願望に彩られていました。それを知らずにずっと話を聞き続けてたんです。亡くなった後に、たまたま週刊誌が取材で暴いた内容が、私が聞いた話とは全く異なる内容だったんです。すごく驚いたけど「それならいっそのこと、その嘘の裏に秘められた真実を確かめよう」と彼女の死後に1年かけて必死で取材しました。「なぜそのような嘘をついたのか。嘘と事実の間の彼女の心理的な心のひだは一体何だったのか」を知りたくて。相当な人数を取材しました。そこで得た情報をを分析していくという、少し特殊な内容の本です。

この執筆経験によって加藤先生は「もっと人間をとにかく深く見つめたい」と思うようになり、
大学院に進学し、臨床心理士となられました。

 

トラウマが与える影響

加藤先生は臨床心理士となった当初は沖縄の精神科クリニックに勤務されました。
精神科クリニックで多くの精神疾患の方と出会い、心の問題の原因の多くには「トラウマ」が根幹にあることに気づきます。

「主に虐待やDV、パワハラにモラハラ、いじめ。それがトラウマになってしまって、いろんな症状が起こります。受けたトラウマが統合失調症の原因や発達障害の二次障害(うつや不眠などの精神的不調)にもなっていました。これらはトラウマの原因となった人物に人権を蹂躙され、追い詰められて起きています。」

多くの患者がトラウマカウンセリングを行わないと根本的な症状が回復しないことを経験した加藤先生は
「トラウマのカウンセリング」に力点を置くことになりました。

 

人の強さや心の尊厳の美しさを取り戻す

カウンセラーのやりがいとは「その人らしさ」が出たときと加藤さんは話します。

精神的にボロボロの状態になって、薬も何種類も飲んでいる方であっても、必ずその人の強さというか、資源になるものは、残ってるし、あると思うんです。そこに繋がることができたがときに、1番やりがいを感じます。美しさに触れたときですよね。その人の心の、尊厳の美しさに触れたときとでもいいましょうか。

加藤さんはカウンセラーとして多くの人と関わってきました。そして、どんな状態の心であっても、必ず「その人らしさ」を取り戻せると確信して日々カウンセリングを行っています。

加藤さんのカウンセリング手法について

加藤さんは、トラウマには催眠療法(現代催眠、退行催眠)やFAP療法が有効である場合があると言います。

「トラウマや精神的に悩む方は、必ず誰かが強い影響を与えている場合が多く、その相手は両親や上司、配偶者など、自分への支配権が強い人物がほとんどです。そしてその人物の与えた影響は、その人がいなくなってから10年・20年たっても精神的な影響を与え続けます。」
「通常のカウンセリングだと年単位で長くかかってしまうこともあります。頭の中で考えて意識的に話す内容は、どうしても表面的な部分しか追うことができず、当時の自分がどうしてその行動をとったのかまではわかりません。覚えていることというのは、自分の意識の範疇でしかないからです。
そのトラウマとなった人物の影響を取り除くのが催眠療法で、退行催眠と現代催眠があります。そのほか私が力を入れて行っている手法としてFAP療法があります。」

催眠療法はテレビでの催眠術のショーなどの印象が強くて、知らぬ間に操られてしまうイメージが先行していますが、そのようなことはありません。
普段の日常の生活の中でも催眠状態は多くあります。例えば、ぼんやりとしていてふっと浮かんでくる考えやイメージなどが挙げられます。
意識と意識のほんの一瞬の隙間に隠れている思考や考えが、その方の望んでいる無意識的な本音で、それを意識的に引き出すのが現代催眠です。
現代催眠の方法としては、まずいくつかの質問をして、トランス(催眠状態になっていること)に入ってもらいます。そうすると頭で考えなくても瞬時に浮かんでくる数字や言葉がでてきます。それが年齢だったり体験だったりするのですが、そこに根本的な原因が隠れています。出てきた言葉をセラピストが拾って、本音を引き出します。

退行催眠

例えば、過去に両親との関係で苦しんでいた人は、その親から独立したとしても両親の影響を無意識に受けてしまうという悩みを抱えています。

退行催眠を行うと、過去の自分にタイムスリップをしたかのような感覚になり、当時の情景の細かいことまで映像のように出てきます。もちろん当時の状況や、頭ごなしに怒られた幼少期の頃の自分が言語化できなかったことも思い出します。結果「自分は悪くなかったんだ。」と気づくことができるほか、当時の母親の気持ちも手にとるようにわかるようになります。
そしてご本人は当時から母親の本当の気持ちにも気づいていても、それを言葉にすると捨てられるなどの不安によって、口に出すことができずに思いを胸にしまいこんでしまう。それをセラピストが引き出すことで感情の昇華や症状の改善につながり、本来の自分を取り戻すきっかけとなります。

FAP療法

FAP療法では、まずインテーク(カウンセリング前の初回の面談)で、ご家族の情報を伺います。
小さい頃は家庭のルールが絶対という環境下で生活しますが、大人になって独立してからも同じルールを使うと、生きづらさの原因となります。そこで原体験である親との関係性から、どういう影響を受けているのかをセラピストは丁寧に考えます。
FAP療法は、その人が意識していない心の底にある記憶を動かして、多くを語らずにその影響を取り除いていくことを目指します。また、語る・思い出す必要がないので記憶の曝露や感情の揺さぶりを少なくできることも特徴です。
FAP療法の具体的な方法としては、決まった感情的なワード(スクリプト)があって、それをあげていきます。そうするとご本人はそのうちトランス状態に入ります。セラピストはどのようなコントロールを受けていたのか、そこに着目し、いくつもの仮定を立てながら行います。そこがずれているとFAP療法はうまくいかないので、セラピストの腕のみせどころです。
ご本人には当時、昇華できなかった怒りや悲しみ、憤りや恨みといった感情があります。それがうまく自分の中で流すことができずに辛い体験となっているのです。FAP療法を行うことでその感情を昇華させることができます。症状悪化など、副作用は特になく、むしろ重い症状の人の方が効果は出やすいです。うつ状態の人などに非常に良い結果がでます。

 

今悩んでいる方へ

トラウマ治療を受けるときに感情再現するのが怖いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はその時と人に合わせたカウンセリングや心理療法を行っています。
いろいろな悩みや、生きる上でのつらさ、いろいろ抱えてこちらにいきつかれたと思います。

今悩んでいる世界が全てではありません。いろんな背景があって、悩みをかかえていらっしゃるのだと思います。カウンセリングを受けることによって、悩んでいる世界が本来のあなたの世界ではなく、全く新たな自分自身の可能性に気づくきっかけ作りになればと考えております。海でいったら凪の海、心のフラットな状態です。本来のご自身につながれるようにサポートをしていけるのがカウンセリングです。
今悩んでいる方は、一度不安や悩みを打ち明けてみませんか?「本来のあなたの強さ」を取り戻すお手伝いができればと思っていますので、ご連絡くださいね。

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