採用後の離職者が気になるならやってみたいこと

 

今回は、「採用後の離職者が気になるならやってみたいこと」

をテーマに、法人経営をしている公認心理師、臨床心理士、

でもありキャリアコンサルタントでもある筆者が、

『会社ができる離職者予防対策の基本』についてお話しします。

 

今回のコンテンツはこんな方におすすめです。

採用した従業員の離職率を低下させたい

・現在の採用後離職率が30%を超えている

採用希望者の『母数』を増やさないといけないと考えている方

 

ご存じの通り、大卒、高卒などの若手の採用後、

3年以内の離職率は、

30%から40%に上ると言われています。

 

みなさんの中にも転職を経験されている方がいると思いますが、

離職と転職は違うことはご存じの通りです。

 

『離職』のすべてがネガティブではありませんが、

・思っていた仕事と違うから

・職場の風土が合わないから

・職場の人間関係のもつれ

・もともと低意欲の就職動機

・業務負担による心身の不調

こうした、理由による離職は、予防することができると思います。

 

一方で、

・自分のやりたいことが他にも見つかった

・待遇が不満

といった状況は、とどめておくことは難しい印象です。

 

現在人手不足感がある業種の方も

むしろ今後の人口減少に合わせて業務形態を

変化させていくことを考えている会社さんも、

共通している部分は「情報提供の在り方」でしょう。

 

昨今、あたかも応募者の母数を獲得することに

重きを置いているPR方法が見られますが、これは、

いわゆるSNSのフォロワー獲得戦略と似ています。

 

わたしが関わる地域団体が、地域おこしのために

運営しているキャラクターは、活動の開始から1年足らずで

2500人ほどのフォロワーを獲得していますが、

実際に地域おこしに対して『意味を持つフォロワー』

100人前後という印象を受けます。

肝心なのは、見せかけの数ではありません。

確実にしておきたい100人に対して行っているのが、

いわゆる「ファンベース」の対応です。

 

このコアな100名の獲得は、地域に対しても

良好な影響力を発揮していて、新聞で取り上げられ、

自治体も注目するなど、好循環を得られています。

 

ご存じの通り、採用に関しても、

基本は「会社のファン作ること」ではありますが、

そのためにはポジティブ、ネガティブを含めつつ、

会社の情報を公開し、会社の取り組みにストーリーを

作っていくことが大切です。

 

そして、そのストーリー展開の中に『従業員として参加できる』

ということが、就職の魅力となっていれば、

もちろんやりがいもあるでしょう。

 

学校現場では、エンカウンターグループなどを通して、

『ピア』・『仲間』を作ることで、

退学や不登校などをなくそうとする活動が行われており、

現在の多くの若手は、そうした学校での経験をしてきています。

 

職場においては、「お友達がいること」のつなぎ止めは、

あまり効果がない、というのが個人的な印象ですが、

型どおりの入社式や交流会と言うよりは、社員同士を

「人と人」として向き合わせておく機会

持っておくとよいかもしれません。

 

また「コアなファン」を作るには、

「ディープなコンテンツ」が必要になります。

その『ディープさ』というところが、

実は、『離職理由』の裏返しです。

 

思っていた仕事と違う

⇒こういう会社だと思っていたけど、こんなこともしてるのかという驚きに変換する

職場の風土が合わない

⇒いわゆる「職人気質」などのように、そうした会社の「気質」自体を

 魅力の一つに組み込む

職場の人間関係のもつれ

⇒入社直後にエンカウンターグループなどの実施

低意欲の就職動機

⇒『この会社に入ってみたい』と思う会社のストーリー作り

業務負担による心身の不調

⇒『健康に対する配慮をしている会社』であるかを確認

 

離職者、転職者は、どうしても、がっかりするネタとか、

批判的なイメージも伴いますが、その理由を逆に

ネタにしていく考え方を取り入れると、

強みづくりになるばかりか、その取り組み自体が

「ストーリー」になるのです。

 

『実は、かつて離職者30%を超えていた当社が、

離職者一人ひとりの声に耳を傾け、

本気で離職防止に取り組んだら』

という、タイトルだけでも、結構興味がわきます。

会社が抱える独自の苦境というコンテンツは、

必ず成長のタネとなります。

 

私の運営する法人も、少子高齢化地域での活力創出、

ということをベースにしたストーリーを作っていて、

正直なところ、職員がちょっと多いなと思うくらい、

退職者が少ないここ数年を過ごしています。

 

KIRIHARE所属

公認心理師・臨床心理士・キャリアコンサルタント

 

KIRIHARE Well-being(従業員支援プログラム)のご紹介

KIRIHARE Well-beingのストレスチェック機能について

キリハレ株式会社の創業思想である「心の健康を大切にできる社会」の実現を目的に開発した、企業様向けの新EAPサービス(従業員支援プログラム)のご紹介です。

▽こんな方におすすめ

  • 従業員のメンタル不調を事前に防ぎたい
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上記のようなニーズがお有りの場合、当社のサービスを通じて解決できるかもしれません。
詳細は以下をご確認ください。

 

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▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらからhttps://meetings.hubspot.com/operation9/kirih

 

KIRIHARE Well-beingの特徴

①従業員のメンタルヘルスを継続的に維持できるよう「メンタル不調の予防」と「メンタル不調の早期発見・介入・回復」に重点を置いたサービス設計

②LINEを活用した双方向型のコミュニケーションで、各従業員の状況に沿った「心のセルフケア方法」を提案すると同時に、社外で気軽に「悩み相談ができる場」を提供

 

KIRIHARE Well-beingの特徴

▽予防

既存のEAPサービスは、「従業員がメンタル不調に陥った後に、相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが、「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。

▽発見

従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。

▽早期介入

高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使って、セルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。

▽早期回復

企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。

KIRIHAREが提供するセルフケアコンテンツ一覧

【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】

▽プレカウンセリング

社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。

▽LINEメールカウンセリング

プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。

 ▽Zoomや対面のカウンセリング

心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。

 

KIRIHARE Well-being カウンセリング機能

 

人事責任者向け機能

▽ダッシュボード機能

カウンセリング相談の希望者や実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。

▽レポート作成機能

ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。

▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)

年に1回実施の義務のあるストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面にて全て対応可能です。

 

KIRIHARE Well-beingダッシュボード機能

現在、弊社がリリースした新EAPサービスを3ヵ月間無料で体験いただけるキャンペーンを実施中です!「従業員のメンタルヘルス対策が必要だと思っていながらも、仕組みをゼロから考えるのは難しい・・・」「コロナ禍でテレワークが進み、従業員のメンタルヘルス状況が把握しづらい」等のお悩みを抱えている企業の人事担当者様必見の特別企画です!!沢山のご応募お待ちしております。

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