ストレス対処をする以前に、できるだけストレスを作らないためのコツ

 

 

ストレス、という言葉があるだけに、なにかちょっと負担を感じることがあると

『ストレスだなぁ』

と考えてしまうかもしれません。

 

もちろん、世の中はストレスにあふれていますし、なにもド根性主義で乗り切れということもありませんが、ちょっとした工夫で「ストレスになりにくくする」ことは可能です。

 

法人経営者でもあり、公認心理師、臨床心理士、

キャリアコンサルタントでもある筆者が

「ストレス対処をする以前に、できるだけストレスを作らないためのコツ」

についてお話します。

 

◆こちらの記事はこんな方にお勧めです

〇仕事だけでなく、ストレスがたまりやすい

〇ストレス解消や発散が苦手

〇心身に不調はないが、ストレスを感じやすい

 

最初に、基本的な知識の確認で大変恐縮ですが

次のことはぜひ知っておきましょう。

 

わたしたちは

ストレス感じるなぁ

というように「ストレス」という言葉を使っていますが、

これはちょっとあいまいな使い方です。

 

実際には、いくつかの段階があり

まず、外的に原因となる

「ストレッサー」が存在します。

例えば、

すごく嫌な上司がいるとか

部屋で悪臭がするとか

アパートの隣の部屋がうるさいとか

そういった、環境のなかにある様々な刺激や影響のことをストレッサーといいます。

物理的、化学的、疲労などの生理的、精神的など、様々なものがあることはご存じでしょう。

 

その影響を、私たちはうけとりますが

すべてが「ストレス」として受け取られるわけではありません。

 

例えば、運動した後の心地よい疲労はストレス解消の方法にもなりますが

労働や、トレーニングとして過剰になると、ストレスとしての疲労になります。

 

たばこの煙などのストレスは、実際に健康被害になったりしますから、

心の持ちようとかでは、どうにも対処できないものだったりもします。

 

ですから

大事なポイントとしては、

ご自身が感じているストレスは、

どのストレッサーによるものであるか

ということは、しっかり分析してみましょう。

 

具体的に言えば

疲労や睡眠不足などの生理的ストレスであれば

まずは休息をとることが対処法となります。

 

これからの時期、花粉症などがありますが

「花粉」という物質が原因でくしゃみ鼻水がとまらず、それでストレスになるとしたら

とにかく花粉を防ぐ、アレルギー薬を飲むなどの対処が必要になってきます。

※私も花粉症です。

 

一方、自分自身の「考え方」「ものの見方」に影響されやすいのは、

「心理的ストレス」です。

 

人とのコミュニケーションが苦手とか

失敗した時に立ち直りにくいとか

困難を前にすると不安になるとか

他の人がそれほどでもないように見えるのに、

自分自身の受け取り方としては、とても大きなことのように見えてしまう場合は

ストレスを感じやすいこととなるでしょう。

 

これについては

良いとか悪いではありませんし、人それぞれの性質ですから

付き合っていくしかありません。

 

こういうお話をしている私も、けっこう心配性で、緊張しやすい人間です。

 

講演会や研修会などを実施して、たくさんの人を前にすると、

思わずどぎまぎしますし、変な汗をかきます。

口は乾くし、声は震えるし、ぜんぜんいい気分ではないです。

 

しばらくして、会場が和んできたりすると、大丈夫になるのですが

何度やっても慣れることのない、そういう性質なのでしょう。

 

ただ、こうした際に、気持ちを切り替えるいくつかのキーワードがあります。

 

大体の場合、精神的な疲労は言葉から発生していることに気づきます。

 

「いやだなあ」

「なんで、こんなことをしなくてはいけないのか」

「わたしばっかり・・・」

「これは無理、大変すぎ」

「失敗したら、どう思われるか・・・」

「どんな人だと思われるんだろう」

 

あるあるですよね。

わたしも、しょっちゅうこうした考えが頭に浮かびます。

 

こうした考えをひっくり返すために使っているのが

「さて、この状況は、どうやったらおもしろくなりそうかなあ・・・」

「これを、笑い話にするにはどうしようか」

「わたしはともかく、この人たちの役に立つにはどうしたらいいかなあ」

 

違いがわかるでしょうか。

 

私自身がストレスと感じる考え方、物の見方の癖は

自己中心的な考え方なのです。

 

「自分が」

「自分は」

みたいなものの見方ですね。

 

ですから、これを控えると、すこし楽になるのです。

 

ですから

人を楽しませるには?

これを笑い話にして面白くするには?

この人たちの利益になるのは?

と考えると、具体的に言えば、ドキドキしなくなり、肩の力も抜けます。

 

夜ベッドに入った時に、一日を思い返してもやもやしそうなときも

「なんで、今日はこんなだったんだろう」

ではなく

「こんなことがあったけど、あれを楽しくするにはどうしたらよかったかなあ・・・」

と考えると

なんだか、失敗したこともネタになります。

 

もしも、なかなか眠れず

「今日のあの出来事は~!!!!!」

というようになっている方がいたら、ぜひ試してみてください。

 

よく眠れて、すこしワクワクしたら

それだけでストレスが大分減るものです。

 

 

KIRIHARE所属 臨床心理士

 

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