従業員の方のメンタルの落ち込みを早く察知するための視点

 

暑い日が続いています。

不思議なことに、人間の心理には「季節性」というものが存在しています。

世界的にもそうした状況は観察されていて、主に、太陽や気温などによって影響を受けているケースが少なくないようです。

 

『ステレオタイプ』というのは、あまりよくない判断基準ですが、例えば、「南米」というと、「ラテン系」のノリを思い浮かべるかもしれませんし、「アフリカ」というと、暑い中でもみんな平気で作業している雰囲気があったりします。

「白夜」というものをご存じかと思いますが、一日中日が沈まない日のことです。

反対に、日が昇らない日を「極夜」といいますが、こうした地域に住んでいる人たちは、その影響が心身に及ぶ影響をよく知っているために、娯楽などをとても重視する文化傾向があるようです。

寒い地域などで強いお酒が好まれる傾向なども、気候性のところがあるかもしれません。

さて、そんな観点から言いますと、夏というのは、あまり『鬱傾向』が表に出にくい季節、とも言えそうです。

もちろん、絶対ではありませんが、臨床的な感覚で言いますと、真夏に新規のカウンセリングのケースを開始する場合と、秋口に開始する場合と、どちらが多いかといえば、秋口のほうが多く感じられます。

みなさんの自分自身の生活に当てはめてみても、なんとなく感じるかもしれませんが、ちょっと次のイメージをしてみてください。

年度初めの四月当初は、みんなそこそこに緊張したり、新しい目標を立てたりして、そうしている間にすぎてしまい、五月の連休に入ります。

連休が終わりますと、なんだか梅雨っぽくなってきて、曇り空が多くなり、気分も落ちてきます。ひとつのチェックポイントはこの時期です。

その後、梅雨明けして、夏らしくなってきますと、なんだか気分も上がってきて、夏休みとか、お盆休みが視野に入ってきます。通常であればお祭りや花火などもあって、何かと楽しいことが見つけやすいですね。

ところが、10月になってくると、涼しい風が吹いてきて、紅葉が始まったり、朝が寒くなったりしてきます。

すると、なんだか、体が硬くなってきて、日も短くなり、11月ともなると冬が近づいてくる感じで、落ち込みが見えてきます。

ここが2点目のチェックポイントです。

年末に向けて忙しくなってきて、お正月とかが見えてきますと、落ち込んでいられなくなってきて、新年を迎え、すこし晴れ晴れします。

2月くらいに配置や転職、引っ越しなど、軽い落ち込みがありますが、年度末のあわただしさで過ぎていき、また4月。

年度の区切りが、4月でない方もいますので、必ずそうだとは言えませんが、これまでのカウンセリングの経験の中では、なんだかこんな感じで動いているイメージがあります。

従業員の方の観察ポイントは、もちろん個々のものです。

とはいえ、こうした日本特有の年度で動いていらっしゃる会社さんは、ちょっと会社の中の季節性、というものをイメージしつつ、会社さんの業界ルールなどを考慮してみますと、従業員のかたの様子を把握する『注意ポイント』が見えやすくなるかもしれません。

次回は、従業員の方の観察ポイントは『個別だ』とはいうものの、何を見たらいいのか、についてお話していきたいと思います。

 

KIRIHARE Well-being(従業員支援プログラム)のご紹介

KIRIHARE Well-beingのストレスチェック機能について

キリハレ株式会社の創業思想である「心の健康を大切にできる社会」の実現を目的に開発した、企業様向けの新EAPサービス(従業員支援プログラム)のご紹介です。

▽こんな方におすすめ

  • 従業員のメンタル不調を事前に防ぎたい
  • 健康経営を実現したい
  • 社内の福利厚生が充実していることを対外的にアピールしたい
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上記のようなニーズがお有りの場合、当社のサービスを通じて解決できるかもしれません。
詳細は以下をご確認ください。

 

▽KIRIHARE Well-being公式ページ
https://kirihare.jp/

▽資料請求
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▽新規登録(人事ご担当者様向け)
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▽貴社の状況に合わせたサービス内容をご提案します。無料相談はこちらからhttps://meetings.hubspot.com/operation9/kirih

 

KIRIHARE Well-beingの特徴

①従業員のメンタルヘルスを継続的に維持できるよう「メンタル不調の予防」と「メンタル不調の早期発見・介入・回復」に重点を置いたサービス設計

②LINEを活用した双方向型のコミュニケーションで、各従業員の状況に沿った「心のセルフケア方法」を提案すると同時に、社外で気軽に「悩み相談ができる場」を提供

 

KIRIHARE Well-beingの特徴

▽予防

既存のEAPサービスは、「従業員がメンタル不調に陥った後に、相談する」というフローが基本でしたが、KIRIHAREが提案する新EAPサービスでは、不調にならないための「予防」を何よりも重視し、従業員自らが、「心のセルフケア」を意識できる環境を提供します。

▽発見

従業員は、LINEにて心理テスト等による定期的な自己チェックが可能なため、ストレス状態への気づきや意識を促し、早期発見に繋げます。

▽早期介入

高ストレス状態であることを従業員自身が自覚できず、自ら対処できない場合、KIRIHARE側がメンタルヘルスの状態を検知し、LINEのプッシュ通知を使って、セルフケアの促進やカウンセリングを提案し、メンタルヘルスの悪化を防ぎます。

▽早期回復

企業全体で、メンタル不調の予防・早期発見と介入のサイクルを回すことで、従業員がメンタル不調を引き起こした際も、早期回復を実現します。

KIRIHAREが提供するセルフケアコンテンツ一覧

【KIRIHARE Well-beingカウンセリング機能】

▽プレカウンセリング

社内にある保健室のような感覚で、いつでも気軽に利用できるカウンセリング機能です。従業員は、カウンセラー資格や相談援助の国家資格を持つ有資格者に、LINEでのチャット形式やZoomで悩み相談ができます。

▽LINEメールカウンセリング

プレカウンセリングでは解決できない場合などは、心理専門職の臨床心理士が対応します。チャットとは異なり、長文での相談が可能です。

 ▽Zoomや対面のカウンセリング

心理テストの受検結果やプレカウンセリング等で、メンタル不調の度合いや緊急性が高いと判断された場合は、心理専門職の臨床心理士によるZoomもしくは対面でのカウンセリングを提案します。

 

KIRIHARE Well-being カウンセリング機能

 

人事責任者向け機能

▽ダッシュボード機能

カウンセリング相談の希望者や実際に相談を開始した従業員の統計などが瞬時に把握できます。従業員全体のメンタルヘルス状況を多角的に理解することで、各部署の業務量や人員の調整、業務手順の見直しなど、業務環境の改善を検討する一つの手段としてもお役立ていただけます。

▽レポート作成機能

ダッシュボードで表示された項目をグラフで表示し、レポート作成が可能です。

▽ストレスチェックシステム(従業員50名以上の場合)

年に1回実施の義務のあるストレスチェックの運用が、システムにて無料で行えます。面倒な事務作業や集計、集団分析も管理画面にて全て対応可能です。

 

KIRIHARE Well-beingダッシュボード機能

現在、弊社がリリースした新EAPサービスを3ヵ月間無料で体験いただけるキャンペーンを実施中です!「従業員のメンタルヘルス対策が必要だと思っていながらも、仕組みをゼロから考えるのは難しい・・・」「コロナ禍でテレワークが進み、従業員のメンタルヘルス状況が把握しづらい」等のお悩みを抱えている企業の人事担当者様必見の特別企画です!!沢山のご応募お待ちしております。

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